429号
少年の頃から、プロスポーツの選手になる事を夢見たとしても、
それが叶うのは、ほんの一握りだ。
そして、プロになれたとしても、成績が悪くなれば、戦力外通知を与儀なくされる。
スター選手であった清原やカズでもだ。
子供の頃から必死にそれ一本で頑張ってきても、現実は厳しく、
だからこそ、プロのプレイヤーとして自らを奮い立たせ、日々真剣勝負をしている。
先日、テレビでイチローが、スランプのときに、調子が良い時と比べ、
バットの振りが、0.数秒誤差があったと語っていた。
天才の言葉には、スマートなかっこよさを感じたが、ふと気付いた。
彼は何度自らのスイングをビデオでチェックし、改善ポイントを発見したのだろう。
そのバットを振るタイミングにたどり着く迄には、
爪先から頭のテッペンまで全ての動きをチェックした上で
答えに辿り着いたはずだ。これがプロの世界なのだ。
私は駆け出しの頃、ギリギリで契約に結びつかなった時には、
自分の上司なら取れたのではないかと考えた。
同じ商品で基本トークもあるのに、一体何が違うのかを徹底的に追求し、
自分にも出来ないわけがないと、ファイティングポーズを崩さなかった。
そうやっているうちに、気がつくとNo.1営業マンになっていた。
そんな頃、友人に、「お前、一生訪問販売をやるのか?」と聞かれ・・・一瞬戸惑った。
でも、「じゃあ、ここで挫折して何が出来る?」と聞き直した。
私は、この先に何かがあるはずだと、今やれる事にしがみついたのだ。
結果、あの頃想像つかなかった自分がここにいる。
それが、「考えてから動くな!動きながら考えろ」という意味でもある。
先週末、
渡辺健司君が、チャンピオンベルトと次の試合のチケットを手に来社した。
練習でたくさん殴られて、それでも倒れない事で自信がつくと彼は言っていた。
逆に死ぬほど練習をしないと、リングに上がるのが怖くなるそうだ。
だから、プロでも1日の平均練習時間がおよそ3時間なのに対し、
渡辺君はその倍以上の練習を行っているそうだ。彼の強さは、そこから生まれている。
「常識的な練習からは、常識的な結果しか生まれない」と語る彼は、
過酷な努力を積んでベルトを手に入れた王者。
でもこれは、どんな世界でも同じ事が言えると思う。
人と同じような努力では、大成するわけがありませんからね。
過酷な鍛錬が己の根を太くし、人生の中で、
あらゆる事に勇気を持って立ち向かって行けるようになる。
彼の次の試合は2月26日16時から
ディファ有明にて行われます。
頑張れ!渡辺健司!

先日、渡辺君がチャンピオンになった瞬間の写真