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2005年5月24日

営業する時の気持ちの持ち方

初めまして。 最近就職活動を終えて、営業のアルバイトを始めました。
自分では営業が得意だと思っていたので、
良い結果が残せると思っていました。
しかし、現実はそう甘くないですね。
すぐ挫折してしまいました。
正直、たいした努力もしていません。
ただ、一つ疑問に感じることがありました。
営業マンは、自分の提案するサービスなり商品の価値を認めて
いるのでしょうか。
私は自分では必要ないと思うことを、
他人に提案するのは気が引けてしまいます。
綺麗ごとかもしれませんが、相手を騙しているような気がしてしまうのです。
近藤さんが営業をする時は、どんな気持ちでされていたのですか。
やはり、その提案内容に自信を持っていたのでしょうか。
教えてください。

たろう・男性・21歳・学生

近藤 太香巳の回答

たろう君の話をまとめると
「営業は得意だと思ったが、結果が出ずに挫折した。
でも正直、大した努力はしていない」
・・・おいおい!そんな気持ちでは、営業であろうがなかろうが、
何をやっても無理だぞ!
だいたい、まだ始めたばかりじゃないか!
そうやって簡単に諦めるから挫折するんだ。
若いんだから、もっと熱くなれよ!スポーツと一緒だよ。
適当にやるとダルいけど、本気で頑張ったら練習が終った後、
充実感があり爽やかな汗を感じるだろ?同じだよ。
まぁ、君は素直な子だと思うけどね。

だって、ちゃんと自分のダメなところを分かってるじゃないか(笑)
もうすぐ君は社会人(プロ)になるのだから、
もっと情熱一心に頑張らないとな。
最後に、質問に答えるが、営業マンは商品に自信を持たないとね。
これはメーカーの作り手にも同じ事が言える。
心がこもっていないと、良い物は作れないし、上手く提案も出来ない。
もちろん、僕も営業マンが自信なさそうに説明する商品には、
興味すら持たないよ。
その為にも、商品知識はしっかりと勉強し、理解しよう。

でも自分にとっては必要のない商品だからといって、
他人にも必要ないと結論づけるのはどうかと思うよ。
本当に世の中に必要のない商品ならば、すぐに消え去るだろう。
でも、買ってくれるお客様がいるなら、
それを必要としてくれる人がいるってことだよね。
君以外の営業マンで、ちゃんと成績を上げている人もいるのかな?
もしそうなら君は、自分の成績が上がらないことを、
商品に魅力を感じないからという理由で逃げていないだろうか?
もう一度、しっかりと現実を見つめ直してみよう。