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2005年7月15日

大学を辞めて、夢を追いかけたい。

私には夢があります。それは作詞家になるという夢です。
でも大学受験の時、親を説得できず法学部にいたりします。
人生意味のない事はない!と自分に言い聞かせ大学を卒業したら
自分の夢に向かおうって思って今まで頑張ってきましたが、
もう限界なんです。
親は保険のために大学に行けというけれど、
私は夢でご飯を食べれるまで諦めるつもりはないし
夢を中心に生きていきたいので就職をする気もないんです。
私は器用なほうじゃないので、社員として働けば
そっちでいっぱいいっぱいになってしまいそうだし。
だからずっとバイトで生きていくつもりなんです。
そんな私には保険なんて必要ないし保険なんかを作ってる時点で
逃げ道を作っているようで嫌なんです。
こんな理由から大学に行く価値を見出せず中退する事を考えています。
そのためにお金も貯めましたし、
大学を辞めたあとに働く給料のいいバイトもみつけました。
作詞家になるために通う養成所も決めています。
しかし、もちろん親は許してくれません。
甘い!!と一喝されてしまうのが現状です。
私が間違ってるんでしょうか?
もし間違ってると思うなら厳しい意見でも構わないのでお願いします。

ハナ・男性・20歳・学生

近藤 太香巳の回答

君には夢があり、それを叶えるまでの棘の道を
歩む覚悟もしてる様に思う。
高校中退の僕が言うのも何だけど、あと2~3年位で卒業なのだから、
大学は辞めない方が良いと思うぞ。
君の事を愛しているご両親が心配されるのも、もっともだ。
そもそも作詞家の夢と学校を辞める事とは繋がらない。
なぜなら、作詞家というのは、あらゆる人生経験が糧になる職業だから。
早く始めたからといって、いい作詞家になるなんて法則は存在しない。
大学生としての勉強をしながら、さらにバイトもこなし、
その上で養成所に通うという選択だってある。
大変な生活かもしれないが、夢を叶える為には、
人の何倍もの努力をしなくてはならない。
いずれ訪れるであろう挫折にも、幾度となく乗り越えてゆく覚悟が必要だ。
ちなみに僕が駆け出しの頃、挫折しそうな時に聴いて
涙が止まらなかった歌詞がある。
長渕剛さんの曲でタイトルは、「人間になりてぇ」。
そのさびの部分なんだけど
「どうせ描くならどでかい夢を描け。
その変わり枯れ果ててしまいそうな声で泣け」

その詞は僕のハートに突き刺さった。
それは彼が積み重ねた人生の中での辛い体験から出た言葉だと思う。
辛いからといって逃げていたら夢はそこで途絶える。
挑戦するとは棘の道を覚悟する事だと気付かされた。
自ら選択した道に言い訳等通用しない。
ハナさん、君の夢は叶うかもしれないし、そうでないかもしれない。
そして、未来は何も約束されていない。
大切なのは悔いなき自分の「生き方」を貫くことだよ。