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2005年10月12日

会社を創ることに、親が反対。

以前から勤めていた会社を辞め自分で会社を創ることにしました。
企業資金を用意するため国民金融基金に相談に行き
事業計画書を提出し、
話し合いの段階なのですが家族(親)からの反対にあっています。
借金して始めるのが気に入らないようです。
心配する気持ちはわかるのですが、今から僕のやろうとしている事業は
これからの日本になくてはならない、
ニーズのある仕事だと思っています!
確実に負け戦ではないので何とか理解して欲しいところなのですが
親は普通に就職を希望しています。
以前親が商売をやっていたので、事業の難しさをいつも言ってきます。
しかし僕はこの事業で絶対成功し、
親を楽させてあげたいと思っています。
親の言うことも聞きつつ自分で事業資金を貯め創めた方が
よいのでしょうか?
どちらにしても1度限りの人生とことんまでいきたいと思います!

ジャガー・男性・24歳・無職

近藤 太香巳の回答

会社を「創ろうと思っている」ではなく、「創ることにしました」
と言い切る君は、すでに決意を固めていると僕は思いたい。
思うだけの人はごまんといる。しかしそれだけでは何も始まらない。
一度っきりの人生、とことん行くというなら、
覚悟を決めて精一杯生きればいい。起業に限らず、思いっきりやれば、
苦しいこと悲しい事も沢山あるけど感動もある。

ただ、文を読んでいて気になる事が2点あった。
一つ目は、確実に負け戦ではないという安易な考えだ。
自信は大いに結構だが、まだ何の実績もない、
まして行う前から確実と言っても、説得力はないし、
はたからみても不安を感じてしまう。
事業は、数学のようにはっきりとした正解の答えを1つには絞れないし、
確実といえる程の設計図も存在せず、
想像の範疇に収まるほど甘くはないからね。

二つ目はご両親の反対についてだ。
基本的に借金から始めることは、あまりよくないことだ。
しかし、事業計画書を作成し、
国民金融基金に相談している君の本気度は評価に値する。
自分の人生だ。責任感を持ってご両親を説得し、
起業の思いを叶えてほしいと思う。
その上で夢を抱き、いつか、ご両親にも安心してもらい、
親孝行が出きれば素晴らしいと思います。頑張って下さいね。